自宅の160GBハードディスクのバックアップをしました。『これdo台』でお手軽バックアップをしようとしたのですが、セクターエラーがあり、バックアップすることができませんでした。自宅のパソコンにはさすがにLinuxが入っていないので、CD-ROM版のknoppixでLinuxを立ち上げ、ddコマンドでUSB接続したハードディスクのディスクイメージコピーを行いました。
1日経っても、2日経っても、ddコマンドからプロンプトが返ってきません。『hdparm -t /dev/sda』で、ハードディスクの転送レートを調べてみると、300〜400KBしか出ていないようです。とりあえず、ddを『Ctrl-C』でストップしてみたところ、400K程度でしかコピーしていなかったようです。ちなみにddコマンドを使用していない時のディスクの転送レートは、1MB程度でした。160GBコピーするのに4日半もかかってしまうので、IDE接続することにしました。
とりあえず、『hdparm -t』でチェックしたところ、2.8MB出ているようです。これでもかなり遅いので、DMA転送するため、『hdparm -d1 /dev/hda』としたところ、58MBで転送するようになりました。また、ddを実行し、しばらくしてから『Ctrl-C』でストップしたところ、コピー速度も、11.7MB出ており、5時間程度で160GBのハードディスクをコピーすることができました。
今回は、ディスクの読み取りエラーが発生した場合、不良セクターのあるブロック(512B)のみ0で埋め、他のブロックはなるべくコピーしようということで、
×dd if=/dev/hda of=/dev/hdb isb=1b conb=noerrors,sync
○dd if=/dev/hda of=/dev/hdb ibs=1b conv=noerror,sync(2006年12月14日修正)
のオプションで、コピーしました。2006/1/8
参考:ソフトウェアによるハードディスクのコピー
ハードウェアによるハードディスクのコピー
寒い日もハードディスクは壊れる
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